日本でハーレーの車検 費用と必要となる書類

日本国内では一部の車両を除き、1台の自動車を運転し続けるためには定期的に車検を受けなければなりません。これはハーレーダビッドソンにおいても同様です。現在発売されているハーレーは全モデルが排気量が750cc以上となっているため、日本の道路運送車両法では二輪の小型自動車に分類され、新車として手に入れた場合は購入から3年後に初回の車検を受け、その後は2年に一度の頻度で車検に出さなければなりません。

ハーレーの車検においてかかる費用は大きく法定のものと法定外のものに分かれます。法定のものとは自賠責保険料、自動車重量税、検査手数料のことで、自賠責保険の加入期間が24ヶ月で新規登録から13年が経過していないとした場合の2018年度の法定費用は、自賠責保険料が11520円、重量税が3800円、検査手数料が1700円となり、合計は17020円となります。法定外のものとは店に車検の代行を依頼したときに支払う点検整備費用や代行手数料のことで、ハーレーの場合は修理や部品交換が不要なケースだと2万円から4万円程度が相場といわれています。ハーレーの車検を受ける場合は、整備が必要となったときのことを考慮して事前に10万円程度のお金を用意しておいたほうが良いでしょう。

また、車検を受ける際には指定された書類の提出が必要です。ハーレーの場合は自動車検査証、自賠責保険証明書、軽自動車税納税証明書が必須となっており、店に手続きを代行してもらう場合はこの3点と認印を用意すれば十分です。一方、自分で検査場にハーレーを持ち込む場合は先述の3つの書類に加えて自動車検査登録事務所で継続検査申請書、重量税納付書、検査票を手に入れる必要があり、点検を実施した後に車検を受けるのであれば記入済みの定期点検整備記録簿も持参しなければなりません。検査登録事務所で入手するもの以外は要保管のものなので、なくした場合はすみやかに再発行の手続きをとりましょう。

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